神戸学校

神戸学校はフェリシモが主催する「神戸発 生活デザイン学校」です。

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2020年2月 神戸学校
  • 日 時:2020年2月22日 13:30 - 16:00(開場13:00)
  • ゲスト:石田 香織さん(作家)
  • テーマ:「他者とのつながりから生まれる未来のしあわせ~自分として生きる~」
  • 場 所:デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)
        <神戸市中央区小野浜町1-4>
        ※会場アクセス http://kiito.jp/access/
  • 参加料:1,200円 [学生 1,000円]※中学生以下の方は無料です。
  • 参加お申し込み
  • ※ご参加料は全額「あしなが育英会」を通じて、東日本大震災遺児支援全般に活用いただいています。
神戸学校2020年2月は石田 香織さんをお招きします。

2月の神戸学校は、神戸市在住の作家、石田香織さんをお招きします。石田さんはアイドルを目指し15歳でタレント養成所に入所。レッスンとアルバイトの日々を送るも阪神・淡路大震災を機にタレント養成所を退所し、翌年19歳の時、演出家の森田雄三さんと出会い、会社員をしながらお芝居を始められます。2015年会社を休職した際、森田さんからの勧めで小説を書き始め、2017年作家としてデビューされました。 石田さんによるリアリティあふれかつ味わい深い登場人物たちが織り成す物語は、パンチがありながらも深いあたたかみを感じさせます。石田さんはデビュー作が反響を呼び、現在注目を浴びつつある存在となられています。
ところで、石田さんが師匠として仰ぐ森田雄三さんと出会ったのは、森田さんが生前、ライフワークとして取り組んでおられた素人芝居のワークショップでした。ここでは、プロの役者ではない「ふつうの人たち」が突如舞台に上げられて、生身の自分をさらけ出しながら、同じく丸裸で舞台に立つ「他者」と向き合い、即興で芝居を創っていくというものです。この破天荒とも言える試みは、「ふつうの人たちの中にこそドラマがある。作り話ではない、そのリアリティこそがいい芝居を創る。それを引き出したい」という森田さんの情熱のもと、全国各地で行われました。学校の先生、会社員、主婦、学生、トラックの運転手などなど。その中のひとりとしていらっしゃったのが石田さんだったのです。
芝居を始めたころ、石田さんには作家としてデビューする考えなどなかったかもしれません。それがなぜ? どのようにして今に至られたのでしょうか。
森田さんは、突然舞台に上げられてうろたえる素人に、「本人が欠点だと思っている部分こそが魅力」だと何度も「ダメ出し」されていました。大勢の人の前で欠点を指摘され戸惑う人が多かったのですが、森田さんの行為は、その人の中にある「何か」を必死で引き出そうとする情熱の現れでした。しかし、その思いに真剣に応える石田さんだったからこそ、今があるのかもしれません。私たちの日々もまた、言葉にならない「ダメ出し」の連続かもしれません。自分で「ダメ出し」をする日もあるでしょう。
神戸学校では石田さんが師匠とのやり取りの中、どのような経緯でご自分の力に気づき、それを磨き続け作家となられたのか? 師匠に感応し、やりとりをする中で得た瞬間に何がどのように見つかったのかをうかがいます。 石田さんの作品の根底には、血のつながりのない他者とのつながりから得られる「しあわせ」がテーマにあるように思います。そのテーマとも絡めながら、石田さんを作家たらしめた出会いと気づき、道の切り拓き方についてお話をうかがいます。 みなさんの眠っている才能が引き出されるヒントが見つかるかもしれません。

石田 香織さん〈作家〉

1976年、兵庫県生まれ。神戸市在住。会社勤務の傍ら96年より森田雄三創作塾にて創作を学ぶ。10年勤務した会社を休職したのをきっかけに小説を書き始め、2015年12月せめてしゅういち出版部より短編小説集『マトリョーシカ』を刊行。2017年河出書房新社より『きょうの日は、さようなら』で作家デビュー。二作目に『哲司、あんたのような人間を世の中ではクズと呼ぶんやで』(同社)がある。

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