神戸学校はフェリシモが主催する「神戸発 生活デザイン学校」です。

入社後間もなく手掛けられた「ラブアタック!」が大ヒット、その後数々の人気番組を企画してこられました。1988年、深夜には異例の高視聴率と、衰えぬ人気で後に「お化け番組」と称される「探偵!ナイトスクープ」が誕生。視聴者の素朴な「なんで? 」に答える番組として、癒しと安心感、一見ばかばかしいことでも名作にしてしまうあしらいの素晴らしさで、視聴者から愛される番組を送り続けてこられました。そんな長いナイトスクープの歴史の中で、1995年に起こった阪神淡路大震災は松本さんにとっても忘れられないことだったそうです。震災発生後、震災関連のニュースばかりが放映されていたところを、当時、松本さんは敢えてナイトスクープ放映に踏み切ります。ご自身もまた、被災者でもあった松本さんですが、いつものあのオープニングの流れた瞬間はスタッフにとって奇跡的とも思える瞬間でもあり、「笑い」というものが人の心の穴を埋めるのにどれだけの力を発揮するかを実感したできごとだったおっしゃいます。
神戸学校9月では京都大学法学部を卒業した若者が「人を楽しませたい、笑いで人をしあわせにしたい」という夢を持って(法曹界ではなく!?)放送業界に身を投じて約40年。今もなお「笑い」の中に生き、次の世代に引き継いでいこうとする松本さんの笑いの哲学についてうかがいます。当日はこれまでに放映された中で松本さん一押しの作品なども見せていただきます。どうぞお楽しみに!
1949年、滋賀県に生まれる。1972年、京都大学法学部卒業後、朝日放送入社。テレビ制作部で、バラエティー番組の制作に携わる。『霊感ヤマカン第六感』『ラブアタック!』『合コン!合宿!解放区』『食卓の大冒険』などを企画・制作する。1988年、プロデューサーとして「探偵!ナイトスクープ」を企画から立ち上げ、最高視聴率32.2%を記録する超人気番組へと成長させた。1991年、『探偵!ナイトスクープ』の「全国アホ・バカ分布図の完成」編で、日本民間放送連盟賞テレビ娯楽部門最優秀賞、ギャラクシー賞選奨、ATP賞グランプリを受賞。2001年、日本民間放送連盟賞エンタテインメント部門最優秀賞。
『大改造!! 劇的ビフォーアフター』『運命のダダダダーン!Z』など多数の番組に携わっている。
著作に『全国アホ・バカ分布考 はるかなる言葉の旅路』(新潮社刊)『探偵ナイトスクープ アホの遺伝子』(ポプラ社)。